大河『べらぼう』、恋川春町、まさかの「豆腐の角」で壮絶な最期へ 松平定信の慟哭とSNSの悲鳴

NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の最新話が放送され、主人公・蔦屋重三郎(横浜流星)を取り巻く人物の一人、恋川春町(倉橋格・岡山天音)の壮絶な最期がSNS上で大きな波紋を呼んでいます。特に、彼が選んだ死に方と、その背景にある松平定信(井上祐貴)の苦悩が視聴者の涙を誘いました。

劇中では、寛政の改革による厳しい表現規制が敷かれる中、春町先生は武士としての責任と戯作者としての誇りの間で葛藤します。そして、まさかの「豆腐の角に頭ぶつけて死ぬ」という戯言を文字通り実行し、切腹という形でその生涯を閉じました。SNSでは「コミュ障で皮肉屋で生真面目な春町がチャーミングで大好きだったよ」「春町は生真面目だからやりきっちゃったんだな」といった声が多数寄せられ、そのあまりにも真面目すぎる死に方に多くの視聴者が涙しました。「世の中を楽しませてくれた人が腹を切らなければならない世って何?」と、悲しみと悔しさを滲ませるコメントも見られます。

一方、春町を追い詰めた形となった松平定信の慟哭も視聴者の胸を打ちました。定信役の井上祐貴さんの演技に対しては、「発声が凛としてキレキレ」「言葉にならない慟哭はただただ絶句した」と絶賛の声が集まっています。定信が密かに春町作品のファンであり、「推しを死に至らしめてしまった」ことへの深い悲しみが描かれ、「 Stonesくん(松平定信)があんな風に泣く展開は意外だった。そう、本当は春町先生のファンだったんだもんね」「憎たらしい木綿小僧め!と思っていたが推しを追い詰めて死に至らしめてしまったと聞かされたときの定信の表情よ、本当に同情した」といったコメントが相次ぎ、自身の改革がもたらした予想外の悲劇に打ちひしがれる姿に、多くの視聴者が複雑な感情を抱きました。

また、過去の回で切腹に失敗した新さん(吉原を足抜けしたヒロイン・うつせみの足抜けに加担し、責任を取ろうとした)との対比を指摘する声もあり、「うつせみの足抜けに加担して失敗した新さんが腹を切ろうとして『あ痛…』ってなったシーン、今思えば今回の春町先生の切腹と対比になってるんだよね」と、物語の深い伏線に気づく視聴者もいました。

喜三二(大田南畝)の復帰を祝う温かい場面があっただけに、その直後の春町の悲報はより一層視聴者に衝撃を与え、「まーさんが泣きながら春町の報せを伝えに来た場面、マジでベストシーンかもしれない」と、その余韻を語る声も。表現の自由が抑圧される時代の中で、武士として、そして戯作者として信念を貫いた恋川春町の生き様は、多くの視聴者の心に深く刻まれることとなりました。

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