コナミ新作『ワイワイワールド Craft(仮)』発表にSNS騒然 - 往年の名作冠する「ゲーム制作」プラットフォーム、期待と戸惑い交錯
コナミが放つ新プロジェクト「ワイワイワールド Craft(仮)」
株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、新たなゲームプロジェクト『ワイワイワールド Craft(仮)』を発表しました。このプロジェクトは、往年の人気作『コナミワイワイワールド』の名前を冠しながらも、従来の続編とは一線を画し、ユーザー自身がゲームを制作し公開できるUGC(User Generated Content)プラットフォームとして展開される予定です。発表はSNS上で大きな反響を呼び、ファンからは驚きと期待、そして戸惑いの声が入り混じっています。
『ワイワイワールド Craft(仮)』は、「ゲームづくり」を誰もが楽しめることをコンセプトに掲げ、独自の「ワールドエディタ」や「マジックポッド」といったツールを提供します。さらに注目すべきは、AIによるゲーム制作支援機能で、AIの質問に答えるだけでオリジナルのゲームを簡単に作成できる点が特徴です。そして、何よりもファンの心をくすぐるのは、『悪魔城ドラキュラ』のシモンや『魂斗羅』のビルなど、コナミが誇る歴代の人気キャラクターを自身の制作したゲームで利用できる点でしょう。基本プレイ無料で、スマートフォンおよびPC(Steam)向けに展開される予定です。
SNS上での多様な反応
この発表に対し、X(旧Twitter)では「ワイワイワールド」という懐かしのタイトルに多くのユーザーが即座に反応しました。「まさかのワイワイワールド!」「令和にワイワイワールド復活か」といった驚きの声が多数見られました。ファミコン時代を知る世代にとっては、長らく途絶えていたシリーズ名の復活は感動的な出来事だったようです。
しかし、その内容が従来のゲームの続編ではなく、ゲーム制作プラットフォームであると知ると、反応は多様化しました。「本家ワイワイワールドと違って、自分でゲームデザインするみたいな感じなのかな?」「ワイワイワールドツクール!?」といった声が上がり、そのコンセプトに納得する意見がある一方で、「せっかくのワイワイワールドなのにコレジャナイ」「それやるなら普通にワイワイワールド新作が…」と、往年のアクションゲームとしての続編を期待していたファンからは、戸惑いや残念がる声も聞かれました。
一方で、UGCプラットフォームとしての可能性に期待を寄せる声も多く、「ロブロックスみたいなプラットフォーム作りたいなぁって企画に『ワイワイワールド』の名前使おうと思った偉い人がいる」「KONAMIがroblox作ってる!」と、他社の成功事例になぞらえて、その将来性を見出す意見も散見されました。コナミキャラクターが使える点については、「キャラを使えるのは良いね!ワイワイワールドの名称も」と好意的な意見がある一方で、「ワイワイワールドとか今の子供は知らんだろとか以前に、もうコナミのキャラを知ってる子供も少ないだろう」と、キャラクターの認知度に対する懸念を示す声も上がっています。さらに、「ゴエモンや藤崎詩織、スネークなどのキャラクターは登場するのか」といった、具体的なキャラクターへの期待も寄せられています。
『ワイワイワールド Craft(仮)』は、往年のファンにとっては懐かしさと新鮮さ、そして新時代のゲーム制作の可能性を提示するプロジェクトとなりそうです。この新しい「ワイワイワールド」が、どのようなクリエイティブな「ワールド」を生み出し、ユーザーに受け入れられていくのか、今後の展開に注目が集まります。
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