「ワープスター」が「ニンテンドースターズ」に社名変更 任天堂IPの映画二次利用事業を本格強化

「星のカービィ」の知的財産管理で知られる株式会社ワープスターが、この度「ニンテンドースターズ株式会社」へと社名変更したことが、ゲーム業界関係者やSNS上で大きな話題となっています。


ゲームクリエイターの桜井政博氏もこの変更に言及するなど、注目度は高く、X(旧Twitter)のトレンドワードにも「ニンテンドースターズ」が浮上しました。


株式会社ワープスターは、2025年4月1日をもって任天堂の連結子会社となり、同年8月には「ニンテンドースターズ株式会社」へと商号を変更しました。この再編は、任天堂が自社の持つ強力なIP(知的財産)を用いた映画における二次利用事業を本格的に強化する狙いがあるとのことです。


新会社「ニンテンドースターズ」は、今後公開が予定されている「スーパーマリオ」(2026年公開)や「ゼルダの伝説」(2027年公開)といった大型映画作品を見据え、関連商品の企画、ライセンス許諾、イベント開催など、ゲームキャラクターの多角的なメディアミックス展開を推進する「IP戦略の本丸」としての役割を担うと見られています。


SNS上では、「ワープスターじゃなくなっても社名に『スター』が入ってるのは嬉しい」「これから様々なIPのグッズが出る可能性もあるのか」「ゲーム内に登場する星型の移動ツールであるワープスターから、銀幕のスターへの転身」といった期待や歓迎の声が多数寄せられています。一方で、今回の社名変更が直接的に映画制作を意味するものではなく、あくまで「映画における二次利用事業」に特化する点について、冷静な見方をするユーザーも見られました。


元々「星のカービィ」という単一IPの管理が主だったワープスターが、「ニンテンドースターズ」として任天堂全体のIPを活用した映画関連事業の中核を担うことは、任天堂がゲームの枠を超えたエンターテインメント企業としての地位を確立しようとする強い意志の表れと言えるでしょう。今後の展開に、ゲームファン、映画ファンの双方から熱い視線が注がれています。

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