「阿部寛のホームページ」、ついにHTTPS化へ – レトロPCユーザーからは「時代の終わり」と惜しむ声
国民的俳優・阿部寛の公式サイトとして、そのシンプルかつ爆速な表示速度で長年インターネットユーザーに親しまれてきた「阿部寛のホームページ」が、ついにHTTPS化されることが明らかになりました。ホスティングサービスであるニフティ「LaCoocan」のHTTPS対応に伴うもので、これによりサイトのセキュリティは大幅に向上します。
この発表はSNS X(旧Twitter)で瞬く間に拡散され、一時「阿部寛のホームページ」がトレンド入り。多くのユーザーがアクセスを試みたため、一時的にサイトへの接続が困難になる事態も発生しました。ユーザーからは「アクセス集中のせいかつながらない」「一瞬で全部表示できて草」といった声が上がっています。
「阿部寛のホームページ」は、1990年代を彷彿とさせるフレームやテーブルを多用したレトロなHTMLデザインが特徴。その軽量さゆえ、回線速度が遅い環境や旧式のPC、さらにはゲーム機など、様々なレトロ機器でのインターネット接続確認や回線速度チェックの「ベンチマーク」として、一部の技術者やマニアの間で広く活用されてきました。
しかし、今回のHTTPS化は、そうしたレトロ機器を使用するユーザーにとっては大きな変化をもたらします。HTTPS非対応の古い機器では同サイトが閲覧できなくなる可能性があり、「時代の終わりの目撃者になれるってこと?」「阿部寛でレトロPCの接続確認できなくなる」といった、長年愛用してきたユーザーからの残念がる声が多数寄せられています。
この動きに対し、「セキュリティは高まるが、HTTPS非対応のレトロPCやゲーム機などの接続確認に同ページを使っていたユーザーから、残念がる声が出ている」とITメディアニュースが報じるなど、インターネットの歴史の一幕を飾る象徴的なサイトの変革として、大きな注目を集めています。
阿部寛のホームページは、そのレトロな外観とは裏腹に、映画やドラマの出演情報などが常に更新され続けている点も特筆すべきです。「ここまで生き残っていることがまずすごい」「定期的に話題になる」と、多くのユーザーに愛されてきたこのサイトのHTTPS化は、ウェブサイトのセキュリティ強化という時代の流れを示す一方で、インターネット黎明期の文化が一つ区切りを迎えることへの感慨を呼び起こしています。
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