「日産GT-R」18年の歴史に幕 新型EV化か、ファンの期待高まる

日産自動車は26日、高性能スポーツカー「GT-R」(R35型)の生産を終了したと発表しました。2007年のデビュー以来18年間にわたり、世界中のファンを魅了し続けてきた名車は、環境規制や安全基準への対応が困難になったことを理由に、その歴史に一旦幕を下ろすことになります。

R35型GT-Rは、スカイラインの派生車種であった従来のGT-Rとは異なり、「日産GT-R」として独立した初代モデルとして登場。時代の最先端を行く技術を惜しみなく投入し、「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーの走りを楽しめる」というコンセプトを体現してきました。この18年間で約48,000台が生産され、その卓越した性能は自動車史に輝かしい記録を残しました。デビュー当初は約700万円だった価格も、最終的には2000万円を超えるまでに高騰し、その希少性と性能が評価され続けました。

今回の生産終了の発表を受け、SNS上では多くのファンから惜別の声が上がっています。「同い年であり、人生を共に歩んできたような車」「買えないけどなんか悲しい」といった個人的な思い出や感情を綴る投稿が相次ぎました。また、2007年の東京モーターショーでの熱狂ぶりを振り返る声や、「ワイルド・スピード」シリーズでの活躍を思い出すコメントなど、GT-Rが多くの人々の心に深く刻まれていることが伺えます。

しかし、GT-Rの伝説が完全に終わるわけではありません。日産のエスピノーサCEOは「GT-Rは終わらない」「GT-Rは進化し、再び登場するでしょう」と述べ、将来的な復活を示唆しています。この発言を受け、ファンの間では次世代GT-Rへの期待が高まっています。「GT-Rはその時代の技術の最先端であってほしい」「EVでもいいと思う」といった声が聞かれ、電動化や新たな技術を搭載した「R36」としての再登場を望む声が多く寄せられています。日産のフラッグシップスポーツカーとしてのブランドイメージを維持するためにも、GT-Rの未来がどのように描かれるのか、自動車業界内外からの注目が集まっています。

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