中国・蘇州で日本人母子襲撃相次ぐ、母親負傷 邦人保護強化求める声高まる

中国江蘇省蘇州市で7月31日、日本人の母親と子どもが何者かに襲撃され、母親が負傷する事件が発生しました。母親の命に別条はないものの、犯人は現在も逃走中であることが日中関係筋によって明らかにされました。

今回の事件は、昨年(2024年)6月にも同市内で日本人母子が襲撃される事件が発生しており、わずか1年余りの間に再び同様の事態が起きたことに、在留日本人社会および日本国内で強い衝撃と懸念が広がっています。

SNS上では、「またですか」「これで3回目の襲撃事件」といった驚きと懸念の声が多数投稿されており、中国における日本人への安全対策や邦人保護の強化を求める意見が噴出しています。特に、中国での「反日教育」や「反日映画の上映」といった背景が、こうした事件に影響を与えているのではないかとの指摘も見られます。

また、日本政府、特に外務省に対して、中国への渡航危険レベルの引き上げや、在留邦人への一層の注意喚起、そしてスパイ防止法などの国内法整備を求める声も上がっています。一部の投稿では、事件発生日が中国人民解放軍の建軍98周年の記念日であることにも言及し、事件の背景に何らかの政治的な意図がある可能性を示唆する見方も出ています。

日本国内では、同時期に日本で中国人が襲撃されたとされる事件も報じられており、「無意味な流血がさらに増えそうだ」と相互の事件による関係悪化を懸念する声も聞かれます。今回の事件は、悪化が指摘される日中関係にさらなる波紋を広げるとみられ、中国政府による徹底した捜査と、在留邦人の安全確保に向けた具体的な対策が急務となっています。

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