元プロ野球選手・山田和利さん60歳で逝去 俳優・山田裕貴が父の死を報告

元プロ野球選手で、中日ドラゴンズや広島東洋カープで活躍した山田和利さんが8月16日に60歳で永眠されたことが、長男で俳優の山田裕貴さんのSNSを通じて26日、明らかになりました。山田裕貴さんは、父が約4年前に癌を患い闘病生活を送っていたものの、本人の意思により公にしていなかったことを明かしています。

山田和利さんは、現役時代には俊足と堅実な守備、そして巧みなバッティングが持ち味の内野手として知られました。特に印象的なエピソードとして、1990年オフに中日の星野仙一監督と広島の山本浩二監督による「友情トレード」が成立し、音重鎮外野手と共に長嶋清幸外野手との2対1の交換で広島へ移籍したことが挙げられます。中日では1988年のリーグ優勝に貢献し、広島時代には正田耕三選手の穴を埋める活躍を見せるなど、両球団でファンに愛されました。

引退後は指導者としても手腕を発揮し、特に広島東洋カープでは2021年まで守備走塁コーチや編成を務め、チームの三連覇を陰で支えるなど多大な貢献をしました。ファンからは「音さんと共にカープに来て大活躍してくれた選手」「カープでコーチをやっていただいた」といった惜しむ声が上がっています。

俳優・山田裕貴さんの父としても広く知られており、裕貴さんが結婚した際には、闘病中にもかかわらず「でっかい胡蝶蘭」を贈ったという心温まるエピソードも語られていました。裕貴さんは自身のラジオ番組で、父の「自分で決めたことを最後まで」という言葉を大切にしていることを明かすなど、深い親子関係がうかがえます。

60歳という若さでの突然の訃報に、多くのプロ野球ファンや関係者、そして山田裕貴さんのファンからも驚きと悲しみの声が寄せられています。「まだ若いのに早すぎる」「癌だったなんて…」といったコメントがSNSに溢れ、その功績と人柄が改めて偲ばれています。山田和利さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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