第30回釜山国際映画祭、日本映画の快進撃！二宮和也が日本人俳優初の「アクターズハウス」登壇、吉沢亮・松村北斗ら主要作品も続々出品

今年で30回目を迎える釜山国際映画祭（Busan International Film Festival）が、来る9月17日から26日にかけて開催され、日本映画界から多くの注目作品と俳優が名を連ねることが明らかになりました。特に、二宮和也さんが日本人俳優として初めて人気プログラム「アクターズハウス」に登壇する快挙を達成し、大きな話題となっています。

二宮和也さん主演の映画『8番出口』は、「ミッドナイト・パッション部門」に正式出品が決定。二宮さんは「アクターズハウス」で自身のキャリアや作品について語る貴重な機会を得ます。この快挙にSNS上では「本当に凄い！」「素晴らしい！」と祝福の声が相次いでいます。

また、李相日監督作品で吉沢亮さん、黒川想矢さんが出演する映画『国宝』は、映画祭の目玉の一つである「ガラプレゼンテーション部門」に正式招待されました。吉沢亮さん、黒川想矢さん、そして李相日監督が現地に登壇し、韓国の観客と熱狂を分かち合う予定です。ファンからは「国宝が世界へ羽ばたくのが誇らしい」「韓国の観客を惹きつける魅力が気になる」と期待が寄せられています。

松村北斗さん主演の映画『秒速5センチメートル』も「オープンシネマ部門」に正式出品が決定。「この映画がどれほどの速さで、どこまでいくのか」と、松村さんのコメントと共に作品への注目が集まっています。

その他、日本からは多様な作品が各部門に選出されています。

• 中野量太監督の『兄を持ち運べるサイズに』が「オープンシネマ部門」に。
• 三宅唱監督の『旅と日々』が「コンペ部門」に。
• 永田琴監督の『愚か者の身分』も「コンペ部門」に。
• 熊澤尚人脚本・監督、坂口健太郎さん出演の『盤上の向日葵』が2年連続で「オープンシネマ部門」に選出。
• 宮近海斗さん出演の映画『災』も招待作品として上映されます。

国内作品のみならず、配給会社リアリーライクフィルムズからは『レザレクション』がコンペ部門、『ボタニスト』がアジアへの窓部門、『ラッキー・ルー』がフラッシュフォワード部門に選出されるなど、国際色豊かなラインナップが揃っています。さらに、ハ・ジョンウ監督の『上の家の人々』、津田健次郎さん出演の『恋愛裁判』、スワン・アルローさん出演の『Arco』や『異邦人』なども話題となっています。

第30回という節目の年を迎える釜山国際映画祭は、アジアを代表する映画祭として、今年も世界の映画ファンを魅了することでしょう。日本映画の活躍にも引き続き注目が集まります。