大阪松竹座が2026年5月で閉館へ SNSに「青春の場所」「思い出の聖地」と惜別の声

松竹株式会社は、大阪・道頓堀に位置する歴史ある劇場「大阪松竹座」を2026年5月公演をもって閉館すると発表しました。この突然のニュースは、SNSのX(旧Twitter)上で大きな反響を呼び、「松竹座閉館まじすか…」「悲しい」「無理」といった驚きと悲しみの声が多数投稿されています。

特に多くのユーザーが言及しているのは、松竹座が「思い出いっぱいの場所」であり、「青春そのもの」であったという点です。長年にわたり関西のエンターテイメントを支え、多くのアイドルや舞台俳優が成長を遂げた「聖地」としての存在感が際立っています。

具体的な投稿からは、「なにわが育った場所だし思い出もある」「関ジュの歴史が詰まってる」「エイトもWESTもなにわも関西もみんながあそこでどれだけお世話になったか」といった、関西ジャニーズJr.や現役アイドルグループのファンからの惜別の念が強く感じられます。初現場が松竹座だったという声や、通い詰めた日々を振り返り、「奇跡の日々だった」と語るユーザーも見られます。

閉館を惜しむ声の中には、「古き良きものが一つ消えるのは寂しい」といった文化的な損失を嘆くものや、「閉館前に一度は行きたい」と願う声も上がっています。また、最近上演された三谷文楽『人形ぎらい』に触れ、劇場としての多様な役割を評価する意見も見受けられます。

1997年(平成9年)に新築開場した現在の大阪松竹座は、その立地の良さや「3階席でも普通に見える」といった観客からの評価もありましたが、2026年5月の閉館が決定。多くの人々の心に深く刻まれた劇場は、その役目を終えることになります。ファンからは、これまでの感謝とともに、最後への強い思いが寄せられています。

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