「平成1桁ガチババア」がSNSトレンド席巻!当事者からは悲鳴と共感の声、世代間の年齢認識に一石
SNSプラットフォーム「X」で、「平成1桁ガチババア」というワードが突如トレンド入りし、インターネット上で大きな波紋を呼んでいます。この言葉は、平成元年(1989年)から平成9年(1997年)までに生まれた女性を指すものとされ、該当する世代からは悲鳴や共感、そしてユーモアを交えた様々な反応が寄せられています。
「ガチババア」呼ばわりに悲鳴と戸惑い
トレンドワードの出現に対し、多くの平成1桁生まれのユーザーは「キツすぎる」「消せ消せ消せ消せ消せ」「クリティカルに来た」といった率直な悲鳴を上げています。最も若い世代でも2025年現在で27~28歳、最も年長では36歳となるため、「まだ20代がいるんですが」「アラフォーなんだろうけど」と、この呼称の過激さに戸惑いを見せる声も。「殺す気⁉️死になさい!!!」といった過激な反応もあり、言葉の持つインパクトの大きさが伺えます。
自虐と開き直り、そして世代の誇り
一方で、「どうも、平成1桁ガチババアです」「ワイです」と自虐的に受け入れるユーザーも少なくありません。「もう老後考えてます」「一子相伝の暗殺拳『昭和生まれのババア』の前には『平成1桁ガチババア』など止まった棒にすぎん」といった、上の世代を引き合いに出したユーモラスな反応も見られました。
また、平成1桁世代の文化的な豊かさを誇る投稿も注目を集めています。「こちとらアムロちゃんもSPEEDもアユもモー娘。もORANGERANGEも宇多田ヒカルもKinKiKidsもリアルタイムだぞ?羨ましいだろ?」と、当時のヒットアーティストを挙げ、自身の青春時代を肯定する声も。「平成女児楽しんでええじゃないか✊🏻✊🏻」と、年齢にとらわれず好きな文化を楽しむ姿勢を示す意見もありました。
昭和世代への飛び火と「語感の良さ」
この「平成1桁ガチババア」という言葉は、昭和生まれの世代にも波及。「昭和生まれの人に多大なご迷惑がかかっている」「昭和生まれのガチジジイはどうしたらええねん」「昭和産ガチ化石か…?」といった、さらに上の世代からの自虐的な声も上がっています。あるユーザーは「二十世紀ババアとか言い始めるんでしょ? 知ってるよ」と、将来の呼称を予測するコメントも。
また、このフレーズ自体が持つ「破壊力ヤバ 語感いいし声に出して読みたい」「リズムがよすぎる」「これだけで川柳になるエグい」といった、言語的な面白さを指摘する声も多く、トレンドの拡散に一役買っています。
世代間ギャップが生む新たなコミュニケーション
今回のトレンドは、世代間の年齢認識や言葉の選び方におけるギャップを浮き彫りにしました。若者世代が用いる新しいネットスラングに対し、該当世代が戸惑いや反発を感じつつも、最終的にはユーモアや自虐を交えて受け入れ、新たなコミュニケーションが生まれている様子が伺えます。いつの時代も世代間の言葉は変遷するもの。今回の「平成1桁ガチババア」も、そうした文化的な交流の一側面と言えるでしょう。
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