Xで「逃げてください」切迫の叫び、津波警報発令で避難を強く呼びかけ

ロシアのカムチャッカ半島沖で発生した地震を受け、日本に津波警報が発令され、SNSのX（旧Twitter）上では「逃げてください」という切迫した呼びかけが多数投稿され、トレンド入りする事態となっています。

気象庁によると、津波警報は北海道から和歌山県にかけての太平洋沿岸に発表されており、予想される津波の高さは最大で3メートルとされています。NHK生活・防災のアカウントも「津波が来ます。急いで逃げてください。命を守るために急いで逃げてください」と繰り返し注意喚起を行っています。

多くのユーザーは、自身のフォロワーや国民に対し、「絶対に生きてください」「命より大事なものはない」「慢心せず危ないと思ったら逃げて」といったメッセージを発信。「高台へ逃げてください」「海や川に近づかないで」と具体的な行動を促しています。中には「たかが3mと思わず」「30cmでも人が流されていく」と津波の危険性を強調する声や、東日本大震災の教訓を引き合いに出し「津波は時間差で来る」「第2波、第3波があるかもしれない」と警戒を呼びかける投稿も見られました。

また、テレビの報道姿勢にも注目が集まり、「今すぐ逃げてください！」と強く呼びかけるアナウンサーの姿勢を評価する一方で、専門家の見解に対して「とりあえず逃げてください、来なかったらラッキーです。逃げてください。でいいのに」と、とにかく避難を最優先すべきだとする意見も散見されました。

「こんな呑気なこと言ってる人の投稿なんて今は見なくていいから逃げて」と、情報収集よりも避難行動を優先するよう求める切実な声も上がっており、全国的に津波への強い警戒感が広がっています。