Mrs. GREEN APPLE野外ライブ、広範囲で深刻な騒音被害か 「重低音だけ響く」「睡眠妨害」住民から苦情殺到

人気ロックバンドMrs. GREEN APPLEの野外ライブを巡り、周辺住民から騒音被害の訴えが相次ぎ、SNS上で大きな議論を呼んでいる。特に「重低音」が広範囲にわたり響き渡ったとして、多くの苦情が寄せられている模様だ。

横浜山下埠頭特設会場で開催されたライブに関して、「ミセスの騒音」というワードがSNSのトレンド入り。被害を訴える住民からは、「ドンドンという重低音だけが家の中まで聞こえてくるのが、うるさくて不快」「ただ音楽が聞こえるとは訳が違う」といった声が上がっている。中には、「子どもの寝かしつけをしている時に想像すると許せない」「真隣からの被害だが、重低音、ベース、ドラム等の音が鳴り続くことがいかに不快、苦痛か」と、生活への深刻な影響を訴える投稿も見られる。

騒音の影響範囲は予想以上に広範囲に及んでいたとされ、横浜市内に留まらず、川崎、大田区、蒲田、さらには千葉方面の東京沿岸からも「爆音でうるさい」「低い音がボワンボワンと響いていた」といった報告が上がっている。一方、「ホテルに入ったら全く音は聞こえなくなった」「自分の場所では聞こえなかった」といった異なる状況を伝える声も存在する。

この問題の背景には、ライブの音響設定やスピーカーの配置、そして会場の規模が関係していると見られている。今回のライブは5万人規模と、山下埠頭での開催としては最大級だったとの指摘がある。一部からは「ミセスが悪いというより音響スタッフのせい」「会場決め、音響の設定と配置の問題が大きい」といった意見や、運営側が近隣住民への事前告知や防音対策を十分に行っていなかったのではないかという疑問の声も上がっている。過去には人気グループが野外ライブを行う際、近隣住民へ事前に案内を出していた例もあり、今回の運営体制への批判に繋がっている。

騒音被害に遭った住民に対し、警察への苦情が殺到しているという情報や、町会や自治会を通じて行政に正式な苦情を入れるべきだという呼びかけも拡散されている。ライブを楽しむファン側からは「ライブなんだから覚悟しとけば?」といった声も聞かれるが、多くの住民は「歌声や歓声ではなく、ひたすら重低音が響いていた」点を問題視しており、アーティスト側だけでなく、主催者や行政を含めた今後の対応が注目される。

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