カムチャツカ沖でM8.7の巨大地震発生、日本太平洋沿岸に津波警報・注意報を発令

2025年7月30日午前8時24分、ロシアのカムチャツカ半島沖で大規模な地震が発生しました。当初M8.0と発表された地震の規模は、その後アメリカ太平洋津波警報センターなどによりM8.7、さらにM8.8へと引き上げられ、東日本大震災(M9.0)に匹敵するほどの巨大地震として、日本の広範囲に津波警報や津波注意報が発令されました。

気象庁は、太平洋沿岸の広い地域に津波警報・注意報を発表し、最大3メートルの津波が予想されるとして、住民に対し速やかに高台への避難を呼びかけました。「津波は30cmでも大人は耐えられない」と注意喚起され、焦らず慌てず避難するよう促されています。実際に、北海道や東北の沿岸部では40~50cmの津波が観測されたとの情報も寄せられています。地域によってはサイレンが鳴り響き、神奈川県の西湘バイパスなどでは通行止めが実施されるなど、各自治体も厳重な警戒態勢を取っています。

この大規模な地震は、付近のプレートを刺激し、さらなる余震や誘発地震の可能性も指摘されています。また、北海道沿岸でクジラが打ち上げられている事案も報告されており、地震による衝撃波や津波の流れがクジラのソナー系を乱し、浅瀬へ誘導した可能性も示唆されています。今回の巨大地震とその津波が、これ以上の被害をもたらさないよう、関係機関は引き続き警戒を強めています。

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