DeNA、ビシエド登録で井上絢登抹消 ファンから賛否両論の波紋
横浜DeNAベイスターズは29日、セ・リーグの出場選手登録を公示し、元中日のダヤン・ビシエド内野手を一軍登録した一方、若手の井上絢登内野手を登録抹消したと発表しました。この選手交代に対し、SNS上ではファンから様々な意見が寄せられ、議論を呼んでいます。
井上絢登選手は、昇格直後にプロ初打席で満塁ホームランを放つなど鮮烈なデビューを飾り、多くのファンの期待を集めていました。しかし、公示された情報によると、今回の抹消により、再登録は8月8日以降となる見込みです。
ファンの間では、井上選手の抹消について「なぜ?」「未来がない」「可哀想」といった落胆の声が多数上がっています。「期待の若手、未来の主砲候補をなぜ下げるのか」と球団の若手育成方針に疑問を呈する声や、「三浦大輔監督にプロスペクトを預けたらダメだな」といった厳しい意見も見られました。
一方で、井上選手の打撃成績(打率.172、OPS.573)や守備率(二軍でサード守備率.857)を挙げ、「壁に当たっていた」と冷静に分析し、ファームで経験を積む必要性を指摘する声も存在します。また、「またチャンスを掴んでほしい」「下でサードの練習をみっちりしてほしい」と今後の成長に期待を寄せるコメントも見受けられました。
今回の選手交代は、後半戦に向けて即戦力重視へと舵を切ったと見る向きが強く、「若手育成」から「即戦力重視」への明確な転換と捉える声もあります。ビシエド選手の加入は打撃陣の強化を期待される一方で、井上選手の抹消、さらにはスタメン起用(神里、桑原のレフト起用など)に対する采配への疑問も噴出しており、「どうなってんの?このチーム」「今の球団の1番の魅力は公示とスタメン発表」といった皮肉めいた意見も飛び交っています。
若手選手の育成と、チームの勝利に向けた戦力補強のバランスは、常にプロ野球チームにとって大きな課題です。今回のDeNAの決断が、今後のチーム成績にどう影響するのか、ファンの注目が集まっています。
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