高知中央、明徳義塾を破り夏の甲子園へ!堅田投手の快投で2年ぶり2度目の出場
第107回全国高校野球選手権高知大会の決勝が26日に行われ、高知中央高校が3対2で強豪・明徳義塾高校を破り、2年ぶり2回目の夏の甲子園出場を決めました。
試合は終盤まで緊迫した展開が続きましたが、高知中央は粘り強い戦いを展開。対する明徳義塾は、守備の乱れや先発投手の制球に苦しむ場面が見られ、高知中央がその隙を巧みにつき勝利をものにしました。
高知中央の勝利の立役者となったのは、2年生エースの堅田徠可(かただ らいか)投手です。今大会でわずか1イニングしか登板記録がなかった「隠し玉」的存在ながら、決勝の大舞台で最速151キロの速球を連発。明徳義塾打線をねじ伏せる圧巻のピッチングを披露しました。ベンチの巧みな采配も光り、特に8回には明徳義塾の藤森選手に対し申告敬遠を選択するなど、堅田投手に全てを託す姿勢が見られました。
長年高知の高校野球界を牽引してきた明徳義塾を破っての甲子園出場は、「大事件」「大波乱」とも称されており、高知中央の今回の勝利は、その実力を全国に示すものとなりました。また、同校の校歌は「美しい」「胸に込み上げてくる」とSNS上でも評判となっており、甲子園での校歌斉唱にも注目が集まっています。ユニフォームも一新され、新たな高知中央の姿が甲子園の舞台で披露されます。女子野球部が先に甲子園出場を果たしたことでも知られる同校の、男子野球部の活躍に期待が高まります。
高知中央高校は、この勢いをそのままに夏の甲子園で旋風を巻き起こすことが期待されます。
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