全国各地で津波第1波到達、厳重な警戒継続を呼びかけ 第2波以降の増高に注意

本日7月30日、日本の太平洋沿岸を中心に津波の第1波が相次いで到達しました。気象庁や各自治体は、第1波よりも第2波、第3波の方が高くなる可能性があるとして、津波警報・注意報が解除されるまで厳重な警戒と避難の継続を強く呼びかけています。

午後0時すぎには、北海道根室市花咲で0.3mの津波が観測されたほか、神奈川・横浜では0.1m(10cm)、三重・尾鷲でも第1波の到達が確認されました。その他、東京湾内湾、相模湾・三浦半島、宮城県、オホーツク海沿岸など広範囲で第1波の到達が報じられています。

専門家や過去の事例からも、津波は第1波で終わりではなく、数時間から半日以上にわたって継続し、後続の波がより高くなる危険性が指摘されています。1952年のカムチャッカ地震では、日本沿岸で第1波到達から数時間後に最大波が観測された例もあり、東日本大震災の際も同様の現象が見られました。このため、自治体からは「第1波が小さかったとしても決して油断せず、津波警報が解除されるまで高台や安全な場所での避難を続けてほしい」との呼びかけが出ています。

避難中の住民に対しては、荷物を取りに戻ったり、様子を見るために海岸に近づいたりするなどの危険な行動は絶対に避けるよう警告が出ています。また、特に暑い地域では熱中症にも十分注意し、水分補給を怠らないよう促されています。

現在、太平洋沿岸の広範囲に津波警報・注意報が発令されており、関係機関は引き続き情報の収集と発信に全力を挙げています。

コメント

このブログの人気の投稿

小学生空手大会で起きた後頭部蹴り事件、蹴られた方が3年間出場停止に 世論の批判が殺到

「肉屋を支持する豚」がSNSでトレンド入り 国民の政治不信と皮肉表現が注目

ノリタケ、刀剣乱舞コラボ商品でTwitterトレンド入り!高価格帯にも関わらず人気沸騰