石破首相「消費減税は富裕層ほど恩恵」発言にSNS波紋 「経済音痴」「納得できない」批判相次ぐ

石破首相が消費減税について「金持ちほど恩恵がある」と述べ、低所得者層への支援策として給付金の意義を強調した発言が、SNS上で大きな波紋を広げている。首相は「政治家は選挙のためにウケる話をすればいいのではない」とも語り、消費減税を主張する声に対して自身の考えを示した。

この首相発言に対し、SNSでは賛否や批判が殺到している。「言葉もありません」「壊れている」「本当にバカとしか言いようがない」「経済音痴だ」といった厳しい意見や、「まるで財務官僚に騙されているようだ」「時代遅れの化石老害」と政治家全般への不満を示す投稿が見られる。

多くのユーザーが指摘するのは、消費税の「逆進性」についてだ。低所得者ほど所得に占める消費の割合が高いため、消費税は負担が重くなるという考えが根強い。首相の発言を「低所得者に恩恵を与えてたまるかという強い意志を感じる」と受け止める声や、「貧乏人は引き続き消費税に苦しめ、ということか」と反発する意見も出ている。

一方で、消費減税は経済を活性化させるために必要だとする意見や、「金持ちほど消費するのだから、金持ちに恩恵があっても経済が回るのでは」「金持ちに恩恵があっても、みんなに恩恵があれば良い」といった反論も見られる。「そうすれば所得が低い人も少なくても恩恵得られるわけだし、わざと分断させるような言い方をするな」といった投稿もあった。「金持ちは金を使わない」「ふるさと納税返礼品を食べている」といった、首相の発言と異なる現状認識を示す声や、「トヨタが税務署が赤字になるほどの還付金をもらっている」といった具体的な事例に言及する声もある。

また、「なぜ選挙前だけ動くのか」「選挙ウケを狙っている」といった給付金など他の政策との関連や、政治家への不信感を示す投稿も少なくない。「全国民が消費税減税を望んでいる」とし、「国民の望みとズレている」と首相を批判する意見も見られた。

石破首相の発言は、消費減税という税制の性質、経済対策のあり方、そして政治家への信頼など、様々な論点を巡る議論をSNS上で活発化させている。

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