大河ドラマ「べらぼう」 鶴屋さんと蔦重が感動の和解 SNSで「泣いた」「粋だね」と反響

NHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」の最新回で、主人公・蔦屋重三郎(蔦重)と、日本橋の老舗版元である鶴屋さんとの間に描かれた和解のシーンが、視聴者の間で大きな感動を呼んでいます。SNS上では「鶴屋さん」がトレンド入りし、多くの投稿でこの展開に対する熱い感想が寄せられました。

これまで何かと蔦重の前に立ちはだかり、ライバルとして敵対的な姿勢を見せてきた鶴屋さん。その目が笑っていない表情に「憎らしさ」を感じていた視聴者も多かったようですが、最新回では一転。蔦重が新たな門出を迎えるにあたり、鶴屋さんが祝いの品として蔦重の店「耕書堂」の暖簾を贈るという、粋な計らいを見せました。

このサプライズとも言える贈り物と、それを受け取った蔦重との間の心温まるやり取りに、SNSでは「まさか鶴屋さんに泣かされるとは」「胸熱でした!」「鶴屋さんにも拍手だよ」「粋だねえ!」といった声が続出。「初め、鶴屋さんがバチバチライバルで出てきたので『どうやってあの絵のあたりまで持っていくんや』と思っていたが、ここまで綺麗に繋げてもらえるとは」と、これまでの伏線が見事に回収されたことへの感嘆の声も聞かれました。

特に、これまで見られなかった鶴屋さんの心からの笑顔が描かれたことに対しては、「目が笑ってない鶴屋さん」「がデレた」「今日のべらぼつ鶴屋さんがデレて良かった!」と、そのギャップに心を掴まれた視聴者が多かったようです。「今日この日の回のために、鶴屋さんはずっと目が笑ってない笑顔だったんだなぁ」としみじみ語る投稿も見られました。

また、この和解シーンを盛り上げた要素として、蔦重を支える吉原の仲間たち、通称「忘八」たちが襖の隙間から心配そうに見守る様子や、駿河屋をはじめとする吉原の親父たちが鶴屋さんに頭を下げる場面なども挙げられ、「涙が止まらない」「幸せに満ちた回」と多くの視聴者が感動を共有しています。

長年の確執に終止符が打たれ、新たな関係性を築き始めた蔦重と鶴屋さん。史実では後に協力関係を結ぶこともあったとされており、今回の和解劇は、今後の物語の重要な転換点となることが期待されています。視聴者からは「今後、蔦重&鶴屋&山東京伝の日光旅行回が見られるってことですかね?!」「鶴屋さんと一緒に旅行行ってたらしいんですけどその描写ありますかね」と、二人の今後の関係性への期待が高まっています。

この感動的な展開を経て、悪役から一転して「いい人バージョン」になったと評される鶴屋さん。彼の「良いものは良いと認める潔さ」が多くの視聴者の心に響き、大きな話題となっています。

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