米国向けフェンタニル密輸、日本経由か 中国組織が名古屋に拠点との報道に波紋
致死性の高い合成麻薬「フェンタニル」が、米国への密輸ルートとして日本を経由している可能性が浮上し、SNS上で大きな波紋を広げている。
複数の報道によると、フェンタニル密輸に関与する中国系組織が、日本国内、特に名古屋に拠点を置いて活動しているとみられている。これは、米国で深刻な社会問題となっているフェンタニルの蔓延に対し、日本が意図せず中継地点として利用されている可能性を示唆しており、国内外で懸念が広がっている。
この報道に対し、SNS(旧Twitter)では「やばすぎ」「恐怖でしかない」「信じられない」といった驚きや不安の声が多く上がっている。米国やカナダなどでフェンタニル中毒死が多発し、「ゾンビタウン」と形容されるような状況が報じられていることから、その危険性の高さに対する認識が共有されている。
また、密輸に関わる組織が中国系と報じられていることに対し、「アヘン戦争のようだ」といった過去の歴史と結びつける意見や、日本政府の対中政策への批判的なコメントも見られる。名古屋に拠点が置かれていることについても、「なぜ日本で」「中継地点にされるのか」といった疑問や、国内へのフェンタニル流入に対する警戒感が示されている。
医療現場で鎮痛剤として厳重に管理されるフェンタニルが、違法な形で大量に流通し、しかも日本がその経由地となっている可能性は、日本の薬物対策や国際組織犯罪への対応において新たな課題を突きつけている。
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