Xブロックチェック:アカウント乗っ取りを装ったスパム拡散か?
4月19日、SNS X上で「Xブロックチェック」というトレンドワードが急上昇し、多くのユーザーの関心を集めました。しかし、このトレンドは、アカウント乗っ取りを目的としたスパム行為と関連している可能性が高いことが、複数のユーザーによる報告から明らかになっています。
トレンドに乗っ取った投稿の多くは、「あなたは147人からブロックされています。現実を受け入れましょう。Xブロックチェック」という定型文と、不審なリンクを含んでいます。この147という数字が共通していること、そしてリンクをクリックしないよう警告する声が多数上がっていることから、悪意のあるアプリ連携や乗っ取りによるスパムである可能性が非常に高いとされています。
実際に、このリンクをクリックしたユーザーからは、アカウントが乗っ取られた、または、勝手に怪しい投稿がされるようになったといった被害報告が複数確認されています。そのため、Xのユーザーは、いかなる場合でもリンクをクリックしないよう、注意を促す声が広がっています。 一部ユーザーは、このトレンドをXのブロック機能変更と関連付ける発言もしていましたが、これはスパム拡散と関係のない、誤った情報であると考えられます。
専門家によると、このようなスパムは、偽のアプリ連携を装い、ユーザーのアカウント情報や個人情報を盗み取ろうとするものだと推測されています。 トレンドワードを利用することで、拡散速度を高め、より多くの被害者を生み出すことを狙っている可能性が高いと指摘されています。
現時点では、このスパムの発生源や規模は不明ですが、Xのユーザーは、不審なリンクやアプリ連携には十分注意し、乗っ取り被害に遭わないよう警戒を怠らないことが重要です。 また、不審な投稿を発見した場合には、速やかにX社へ報告することを推奨します。
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