タスティエーラ、香港G1制覇も影はリバティアイランドの悲劇…複雑な感情が渦巻くレース結果
4月27日、香港で行われたクイーンエリザベス2世カップで、日本ダービー馬タスティエーラが優勝を果たした。しかし、その勝利を素直に喜べない状況となっている。なぜなら、同レースに出走したリバティアイランドが競走中止後、予後不良となり安楽死措置がとられたためだ。
タスティエーラは、日本ダービーに続くG1制覇。多くのファンから祝福の声が寄せられた。しかし、同時に、一昨年のダービーでタスティエーラと競走したスキルヴィングが予後不良となったこと、今回のリバティアイランドの事故と合わせて、タスティエーラの勝利を「死神説」と結びつける声もSNS上では見受けられる。タスティエーラの勝利とリバティアイランドの悲劇という対照的な出来事が、複雑な感情を生み出している。
SNS上では、「タスティエーラおめでとうよりも、リバティアイランド無事に帰ってきてという言葉が先に出てしまう」「タスティエーラの勝利は嬉しいがリバティの報せを聞いて複雑や⋯」「タスティエーラが勝つと悲しいことが起こるんですか??? 」といった悲痛な声が多数投稿されている。タスティエーラ陣営のメンタルへの懸念を示す声も上がっている。
一方、タスティエーラの勝利を素直に喜び、その強さを称える声も多く見られる。「タスティエーラ強」「タスティエーラ本当におめでとう…‼️流石の強さだった‼️ダービー馬は伊達じゃない‼️」といったポジティブなコメントも散見される。タスティエーラの快挙を称えつつも、リバティアイランドの死を悼み、複雑な思いを抱える競馬ファンが多いことがうかがえる。
今回のレース結果は、タスティエーラの偉業とリバティアイランドの悲劇という、相反する感情が入り混じった出来事として、多くの競馬ファンに深い衝撃を与えた。タスティエーラの今後の活躍と、レースに関わった全ての人々への慰めが求められている。
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