エコカー補助金、中国車に流出問題で「国産メーカー守れ」の声高まる

政府のエコカー補助金が中国車にも適用されている問題を受け、SNS上では「国産メーカー守れ」と訴える声が広がっている。産経新聞によると、立憲民主党の藤岡氏は政府に対し是正を要求したが、政府は「難しい」との回答を示したという。

4月29日、このニュースを報じた産経新聞の記事を引用した多数のX（旧Twitter）投稿が確認された。これらの投稿では、政府の対応への批判が集中し、「親中＝自民党」と政府を非難する声も少なくない。一方で、補助金の対象を日本車に限定すべきかといった議論も展開されている。

一部の投稿では、中国人民元安の影響や、中国企業による不公平な競争行為も問題視されている。また、エコカー補助金のあり方自体を疑問視し、減税などの代替策を求める意見も見られた。さらに、中国車の信頼性や安全性に対する懸念も表明されている。

国民の間では、日本の自動車産業を守るための具体的な政策が求められている。今回の問題を契機に、政府による明確な対応と、国民への丁寧な説明が求められるだろう。

なお、政府は「難しい」と回答しているが、その理由については明示されていない。今後、政府は国民の理解を得られるような、詳細な説明が必要となるだろう。