楽天証券、不正アクセス被害相次ぐ 利用者から不安の声続出

5月1日、SNS上では「楽天証券」がトレンド入りし、多くのユーザーから不安の声が上がっている。複数のユーザーが、楽天証券の口座への不正アクセス被害を報告しており、その内容から、セキュリティ対策の強化が急務であることが浮き彫りになった。

最初に被害を報告したのは、インフルエンサーのテスタ氏(@tesuta001)だ。同氏は自身のXアカウントで「乗っ取られました 証券会社は楽天証券です」と投稿。この投稿をきっかけに、他のユーザーからも同様の被害報告が相次いだ。具体的な被害額などは明らかになっていないが、多くのユーザーが資産の流出を懸念している状況だ。

他のユーザーからは、「楽天証券の2段階認証が突破されてるかも？なツイートが流れてきたので証券の口座持ってるフォロワーは確認した方がいいかも…」といった警告や、「楽天証券の口座乗っ取りの件、怖いとしか言いようがない。他の証券会社大丈夫なのかな？どこなら平気って…今の時代はないのかな。」といった不安の声が聞かれた。また、「楽天証券アプリ、念のため削除。今後はWebのみでしよう。ハッキングされたら、かなわん‼️念のため、再度パスワード変更。」と対策を講じるユーザーもいた。

今回の事件を受け、楽天証券のセキュリティ対策に疑問を呈する声も出ている。「楽天証券は特にここ最近ハッキングの声多い気がしますね…」といった指摘や、「楽天証券今のセキュリティだといつ不正アクセスされてもおかしくないから証券会社変更しようか悩み中😅」といったコメントが投稿されている。

一方、一部ユーザーからは「楽天証券に今月のお給料突っ込むの辞めろという天の暗示なのか…？幸い楽天証券の株買ってる口座は今のところ無事だけど」など、被害に遭わなかったユーザーからの安堵の声もあがっている。また、「楽天証券はとりあえず4桁の取引暗証番号は廃止して、取引パスワードに変更してほしい。」といった改善要望も寄せられている。

楽天証券の不正アクセス問題を受け、多くのユーザーが自身の口座の安全性を確認し、セキュリティ対策の見直しを検討している状況だ。楽天証券側からの公式な発表や対応が待たれるところである。