AWS障害か? 複数のスマホゲームで緊急メンテナンス相次ぐ
4月15日、複数のスマートフォンゲームで通信エラーを理由とした緊急メンテナンスが相次ぎ、ネット上で大きな話題となった。 原因として、AWS(Amazon Web Services)サーバーの障害が疑われている。
影響を受けたゲームには、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』(プロセカ)、『デュエル・マスターズ プレイス』(デュエプレ)、『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』(FFBE)、『シャドウバース』『逆転オセロニア』『城とドラゴン』など、多くのタイトルが含まれる。各ゲームの公式Twitterアカウントは、緊急メンテナンスの実施と、復旧に向けた対応状況を随時報告。メンテナンス終了後には、ユーザーへの謝罪と、アイテム配布などの補償措置を発表している。
ユーザーからは、「ログインできない」「通信エラーが頻発する」といった報告が殺到。Yahoo!リアルタイム検索では「緊急メンテナンス」がトレンド入りするなど、大きな混乱を招いた。 一部ユーザーは、AWSの障害状況を示すDowndetectorのグラフを引用し、Google CloudやMicrosoft Azureにも同様の障害が発生していることを指摘。DDoS攻撃の可能性も示唆する声もあった。
デュエプレは、緊急メンテナンスに伴い、現在開催中のランクマッチとクイック・ピックのシーズン期間を延長。プロセカは、クリスタルやライブボーナスドリンクの配布を発表した。他ゲームも、同様のお詫びアイテムの配布やイベント期間の調整などが行われた。
今回の大規模な緊急メンテナンスは、多くのゲームユーザーに大きな影響を与えた。 ゲーム運営会社は、サーバーの安定性向上や障害発生時の迅速な対応に改めて取り組む必要性を痛感しているだろう。
なお、記事執筆時点では、全てのゲームのメンテナンスが終了している。
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