強風の影響で東北新幹線など広範囲で列車運転見合わせ、高速道路通行止めも
3月26日、東北地方を中心に強風が吹き荒れ、鉄道や高速道路に大きな影響が出ています。
JR東日本によると、東北新幹線は午前10時43分頃から東京~盛岡駅間の上下線で運転を見合わせています。JR東日本の公式Twitterアカウントは、風が弱まり次第運転を再開すると発表しています。その後、一部区間では運転再開しているものの、東京~盛岡駅間の上下線では引き続き運転見合わせが継続されています。 山形新幹線と秋田新幹線も、東北新幹線への影響を受け、一部区間で運休となっています。具体的な運休区間は、JR東日本の発表をご確認ください。
東北本線も仙台~岩沼駅間の上下線で運転を見合わせており、代行輸送も実施されていません。仙山線は愛子~山寺駅間で運転を見合わせ、山寺~山形駅間で折り返し運転を実施しています。陸羽東線も古川~鳴子温泉駅間の上下線で運転を見合わせています。
福島交通飯坂線は強風による電力設備の不具合で終日運休となっています。強風の影響でパンタグラフが破損したとの情報もあります。
高速道路では、強風の影響で安達太良サービスエリア付近で大型トラックが横転し、二本松インターチェンジ~本宮インターチェンジ間が通行止めとなっています。 その他の地域でも、高速道路の通行止めが報告されています。
強風は山火事の拡大にも繋がっています。愛媛県と岡山県で発生した山林火災は、強風の影響で焼損面積が700ヘクタールを超え、6県から緊急消防援助隊が派遣されています。愛媛県今治市では、民家6棟と倉庫2棟が全焼する被害が出ています。
各地で強風の影響による交通障害や火災が発生しており、気象情報に注意し、不要不急の外出は控えるよう呼びかけられています。 また、花粉の大量飛散も報告されており、花粉症の症状悪化にも注意が必要です。
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