フジテレビ記者会見、質疑応答で怒号飛び交う 個人情報保護と情報公開の狭間で紛糾

1月27日、フジテレビは、所属タレントの中居正広氏と女性関係者との間で発生したトラブルに関する記者会見を行った。しかし、会見は開始早々から騒然とした雰囲気に包まれた。質疑応答の最初の質問で、週刊誌報道に関連する女性の上司の名前が挙げられると、司会者が個人特定につながるとして制止。質問した記者は怒りをあらわにし、会場からは「質問できないじゃないか!」という怒号が飛んだ。

会見では、旧ジャニーズ事務所の問題との類似性についても質問が出され、フジの遠藤龍之介副会長は「類似性があるのならあのときの教訓を生かし切れなかった」と述べた。一方で、日枝久氏は会見を欠席し、報道陣からは批判の声が上がった。 欠席理由や処分については明らかにされず、「大親分は隠れたままか」といった批判的な声もSNS上で拡散された。

会見は4時間に及ぶ長時間にわたり、CMが唐突に挿入されたり、YouTuberが強行生配信を試み強制退出させられたりと、異様な展開を見せた。 一部の記者は感情的な発言や、マイクなしでの発言が目立ち、視聴者からは批判的な意見も少なくなかった。一方、会見の様子はSNSで大きな話題となり、視聴率の高さを予想する声もあった。

会見全体を通して、個人情報の保護と情報公開のバランス、報道機関と被報道者の間の緊張感など、様々な問題点が浮き彫りとなった。 フジテレビの対応と、今後の対応について、さらなる議論が求められるだろう。

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