週刊文春、中居正広氏報道で修正説明を「こっそり」掲載 フジ再会見直前に波紋
週刊誌「週刊文春」が、中居正広氏に関する報道の事実関係を修正していたことが明らかになり、大きな波紋を広げている。フジテレビの記者会見直前に、電子版でこっそりと修正説明が掲載されたことが、SNS上で拡散され、批判が殺到している。
問題となっているのは、週刊文春が昨年報じた中居氏に関する記事。当初、記事では性的関係を持った女性(仮にX子さんとする)が、フジテレビの編成幹部A氏に誘われたと報じていた。しかし、1月8日発売号以降、この記述が「X子さんは中居氏に誘われた」と修正されていることが判明した。さらに、電子版では、有料読者のみ閲覧可能なインタビュー記事の最後に、この修正に関する説明が掲載されていたことが指摘されている。
この修正について、多くのネットユーザーからは批判の声が上がっている。「フジの会見直前にこっそり修正するのは悪質だ」「フジテレビを陥れようとしていたのか?」「謝罪会見すべきだ」といったコメントが多数見受けられる。フジテレビは前日、この報道に関して10時間にわたる記者会見を実施しており、その直前の修正発表は、会見の内容に影響を与える可能性があったとして、批判の的になっている。
一部のユーザーからは、「週刊誌報道は多少話を盛るのも当然」といった擁護論も出ているものの、事実関係の修正を会見直前に電子版の隅に掲載した週刊文春の対応については、多くの批判が集中している。今後、週刊文春側がどのように対応するのか、注目が集まっている。また、この報道を受け、フジテレビが週刊文春に対して法的措置を検討する可能性も指摘されている。
今回の件は、報道倫理や情報発信のあり方について改めて議論を呼ぶとともに、メディアへの不信感を高める結果となったと言えるだろう。
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