明治大学、歴史的建造物「山の上ホテル」を継承 ホテル機能継続へ
明治大学は11月15日、東京都調布市の歴史的建造物である「山の上ホテル」の土地及び建物を取得したことを発表した。同大学は、現状の外観を維持したまま必要な改修工事を施したうえで、専門業者と連携しホテル機能を継続させるとのことだ。また、学生支援、地域連携、社会連携の機能としても利活用ができるよう検討しているという。
山の上ホテルは、1929年に建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズによって設計された洋館。数多くの文豪が滞在した歴史を持つことで知られている。近年は老朽化が進み、休業していたが、明治大学が取得したことで、その歴史と文化を継承することが可能になった。
今回の取得は、明治大学創立150周年記念事業の一環として行われた。同大学は、山の上ホテルを新たなシンボルとして継承していくとしている。SNS上では、ホテルの存続を喜ぶ声や、明治大学が歴史的建造物を守る姿勢を称賛する声が多数見られた。今後、山の上ホテルがどのように活用されていくのか、注目が集まっている。
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