3万件超のパブコメ反対意見を無視? 普通の風邪を5類感染症に指定、政府の対応に批判殺到
厚生労働省が、一般的な風邪を5類感染症に指定する省令改正を行ったことが大きな波紋を広げている。この決定は、国民からのパブリックコメント(パブコメ)で3万件を超える反対意見が寄せられたにもかかわらず、国会議論を経ることなく実施されたため、強い反発を招いている。
SNS上では、決定に対する批判が殺到。「納得できない」「狂気の沙汰」といった怒りの声が多数上がっている。多くのユーザーが、反対意見の多さを指摘し、政府の対応に疑問を呈している。パブコメの結果を無視した決定プロセスに対する不信感も顕著だ。
批判の焦点は、以下の点に集まっている:
- パブコメへの対応:3万件を超える反対意見を無視した決定プロセスに対する批判が最も多い。民主的な手続きを踏んでいないという指摘が多数見られる。
- 国会議論の欠如:重要性の高い政策決定にもかかわらず、国会議論を経ずに省令改正が行われた点も批判されている。透明性の欠如と、国民の代表機関を軽視する姿勢への不満が表明されている。
- 風邪ワクチンの開発:政府はこの決定を、風邪ワクチンの開発を可能にするための方策として説明しているが、その必要性や安全性を疑問視する声が少なくない。既にコロナウイルス対策で疲弊した医療現場への更なる負担増を懸念する声も多い。
- 利権との疑念:一部ユーザーからは、この決定の裏に製薬業界などの利権が絡んでいるのではないかとの疑念も表明されている。
今回の決定は、国民の健康と生活に直接的な影響を与える可能性があることから、政府の説明責任と、今後の政策決定における国民参加の重要性が改めて問われている。
政府は、この決定について、具体的な根拠や将来的な展望を示し、国民の不安や疑問に丁寧に答える必要があるだろう。今回の騒動は、政府と国民間の信頼関係を損なう可能性も高く、今後の政策決定に大きな影響を与える可能性がある。
コメント
コメントを投稿