XのAI学習利用ポリシー変更が波紋を広げる:クリエイターの不安とSNSの未来

SNSプラットフォームX(旧Twitter)が、11月からの利用規約変更で画像や動画のAI学習利用をデフォルトで許可する方針を発表したことが、クリエイターを中心に大きな反発を呼んでいる。

今回の変更は、XがAI学習データを収集し、自社サービスや外部企業への提供を行うことを意味する。これにより、ユーザーが投稿した画像や動画が、ユーザーの意図や許可なく、AIモデルの学習に使用される可能性が高まる。特に、イラストレーターや写真家など、自身の作品を投稿しているクリエイターからは、著作権侵害や収益機会の喪失への懸念が強い。

SNS上で、多くのユーザーがXのAI学習利用ポリシー変更に対する懸念や怒りを表明している。以下は、ユーザーの反応から抜粋した主な意見である。

  • 自身の作品がAI学習に利用されることに対する不安
  • 著作権侵害や収益機会の喪失への懸念
  • Xのブロック機能の改悪に対する不満
  • Xから他のSNSへの移行を検討する声
  • AI学習を許容しないSNSへの期待

具体的には、

  • 「AI学習機能があるの!?ダメじゃん😂」
  • 「AI学習とか興味ないから絵をあげなくなることはないでしょう。多分。」
  • 「とりあえず投稿する絵にはAI学習防止のフィルターを必ずかければTwitterに投稿してもいけるかな…?とは思っている。」
  • 「Xに投稿する画像全部AI学習可になっちゃったら権利を大切にしなきゃいけない企業アカウントなんも投稿できなくなるけどどうするんだろ…
    任天堂もディズニーもサンリオも…。」
  • 「ブルースカイもAI学習するんかい❗」
など、様々な意見が飛び交っている。

現状、X以外にAI学習を明確に禁止しているSNSは少ない。しかし、XのAI学習利用ポリシー変更は、クリエイターの権利意識やSNSにおける著作権問題を改めて浮き彫りにした。今後、他のSNSでもAI学習に関する利用規約の見直しや、AI学習を禁止する機能が追加される可能性がある。クリエイターにとって、自身の作品を安心して公開できるSNSを選択することがますます重要になってくるだろう。

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