「園児の声がうるさい」保育園訴訟、住民の敗訴確定 最高裁が上告棄却
東京都練馬区の保育園を「園児の声がうるさい」として訴えた住民の訴えが、最高裁で棄却されたことが24日、明らかになった。最高裁は住民側の上告を棄却し、一審の東京地裁判決が確定した。一審では「受忍限度を超えていない」と判断されていた。
この訴訟は、保育園の開園から2年ほど、国基準を上回る騒音レベルが散見されたことから、住民が提訴したもの。保育園側は、園庭の使用を控えるなど騒音抑制策を講じていた。
SNSでは、判決に対してさまざまな意見が飛び交っている。住民側の敗訴を当然と捉え、「子供の元気な声は騒音ではない」という意見や、「住民側が引っ越せば良い」といった声が多数見られた。一方で、「騒音レベルを数値で示す基準が必要」や「保育園側が近隣住民とのコミュニケーションをもっと図るべき」といった意見も散見された。
今回の判決は、社会における騒音問題と、子供の遊び声に対する許容範囲について改めて考えるきっかけとなるだろう。
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