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米軍、イラン核施設を攻撃 地下深くのフォルドゥにバンカーバスター投下

ドナルド・トランプ米大統領は21日、米軍がイラン中部の主要核施設複数箇所に対して「大規模な精密攻撃を実施した」と発表しました。攻撃対象は、地下深くにあるウラン濃縮施設として知られるフォルドゥのほか、ナタンズ、エスファハーンの合計3ヶ所とされています。 米メディアの報道によると、特にフォルドゥ施設に対しては、地中貫通型大型爆弾「バンカーバスター」(GBU-57A/B MOP)が使用されたと伝えられています。使用されたバンカーバスターの数については、6発または12発とする報道があり、B-2ステルス戦略爆撃機が投入されたと報じられています。 トランプ大統領は、今回の攻撃は「非常に成功裏に完了した」とし、主要施設であるフォルドゥは「徹底的かつ完全に破壊された(completely and totally obliterated)」と主張しました。攻撃に関与した軍人たちへの祝辞も述べ、「世界中でこの任務を遂行できる軍隊は他にない」と強調しました。 一方、イラン側からは異なる情報が出ています。イラン国営メディアは、フォルドゥを含む3つの核施設は数ヶ月前からすでに避難済みで、濃縮ウランの備蓄もこれらの場所から移動されていたため、攻撃による放射能漏れの危険はないと報じました。地元当局は核施設への攻撃があったことを認めていますが、イラン国営メディアや国会議長の上級顧問は、フォルドゥへの被害はトンネルの入口と出口に限られ、施設の中心部(コア)は無事で、回復不能な被害は受けていないと伝えています。 イランの原子力機構は、今回の米軍とイスラエルによる攻撃を国際法およびNPT条約違反として非難しています。米側は事前にイラン政府に接触し、政権転覆の意図はないと伝えていたとも報じられています。 地下約80メートルに位置するとされるフォルドゥ施設をバンカーバスターで効果的に破壊できたのかについては、専門家の間でも様々な見方が出ています。攻撃の合法性や正当性についても疑問の声が上がっており、今後のイランの対応や中東情勢への影響が注目されています。