女子バレー中国代表の猛攻と「名前の呼び方」 実況の「呉夢潔(ゴムケツ)」連呼がSNSで波紋
バレーボールのアジア大会女子決勝で、日本代表が中国代表にストレートで敗れ銀メダルとなった一戦を巡り、ソーシャルメディア上で思わぬワードがトレンド入りする事態が起きた。中国の若きアタッカー、呉夢潔(ウー・モンジエ)選手を指す「ゴムケツ」という言葉だ。 試合中、圧倒的な高さとパワーで得点を量産し、日本代表を苦しめた呉選手。日本のテレビ中継では、漢字表記を日本語の音読みで「ゴ・ムケツ」と実況された。しかし、試合の熱狂とともに名前が連呼されるにつれ、姓と名が一体化して聞こえるインパクトの強い響きが視聴者の耳目を引き、X(旧Twitter)上では「ゴムケツが強すぎる」「圧倒的な猛攻だった」とその驚異的な活躍を称える声が続出した。 一方で、その独特な語感から「名前の響きに思わず笑ってしまった」と面白がる投稿が拡散され、トレンドの上位に急浮上。これに対し、視聴者からは「人の名前を茶化すような状況は失礼ではないか」「『ゴ・ムケツ』としっかりと区切って呼ぶべきだ」といった苦言や違和感を訴える意見も相次いだ。 さらに議論は、日本のスポーツ中継における外国人選手の呼称ルールにも波及。「漢字の音読みではなく、現地読みに近い『ウー・モンジエ』と呼ぶべきではないか」「そろそろピンイン読みに統一してほしい」など、国際大会における放送局の呼称選定に対する疑問の声も少なくない。 強烈なスパイクで日本の前に立ちはだかった中国の若きエース。その圧倒的な実力が強烈な印象を残すと同時に、国際スポーツ報道における選手名の取り扱いという課題が改めて浮き彫りとなった。