公道での不適切パフォーマンスに批判殺到 点字ブロック上でのダンスと歩行者接触が問題視
SNS上で、公道におけるグループのパフォーマンス動画が大きな波紋を呼んでいます。特に、視覚障害者の安全を守るための「点字ブロック」の上でダンスを行い、さらに通行中の歩行者に接触したとされる行為に対し、批判の声が殺到しています。
問題となっている動画は、複数の人物が公道でパフォーマンスを行う様子を捉えたもの。しかし、その舞台となった場所が点字ブロックの上であったこと、そしてダンス中に通行人と思われる高齢の男性に足が当たり、接触する場面が映っていたことから、インターネット上で瞬く間に拡散され、多くの非難を集める事態となりました。
X(旧Twitter)では、「点字ブロックの意味さえもわかってなく配慮なく撮影するなんて絶対ダメ!」「視力に障害のある方々にとっては迷惑極まりないんだよ」「点字ブロック、あなたの一歩が誰かの命綱。」といった投稿が相次ぎ、点字ブロックの持つ重要な役割と、それに対する認識の欠如を指摘する声が多数を占めています。
また、「蹴られた歩行者の人もかわいそう」「公道では不適切。やるなら事前に許可取り、歩行者を誘導する人を配置するなど必要」と、パフォーマンス自体の公共性や、撮影時の安全管理の不備に対しても厳しい意見が寄せられています。中には、K-POPグループ「MEOVV」に言及し、日本人メンバーの存在に触れながら「違和感ないのかな?」と疑問を呈するコメントも見られました。
点字ブロックは、視覚障害者が安全に移動するための重要な施設です。その上に立ち止まったり、物を置いたりする行為は、彼らの進路を妨げ、事故につながる危険性があります。今回の事態は、公共の場での行動規範や、多様な人々への配慮の重要性を改めて社会に問いかけるものと言えるでしょう。
多くのユーザーは、今回の件をきっかけに、「常識を教えないといけない」「公共マナーを見直す時」と、社会全体の意識向上を求めています。公道での活動においては、常に周囲への配慮を忘れず、関係者全員が安全意識を持って行動することが求められます。
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