「石破やめろデモ」に広がる「報道しない自由」への批判 – 「やめるなデモ」報道との落差にSNSで波紋

2025年8月31日、石破氏の続投を求める「石破やめるなデモ」と、その辞任を要求する「石破やめろデモ」が同時期に開催され、SNS上で大きな注目を集めた。特に後者の「石破やめろデモ」は、総理官邸前から国会議事堂周辺を埋め尽くすほどの規模に達し、参加者は数千人に上ったと見られている。

しかし、X(旧Twitter)ユーザーの投稿によれば、報道機関の対応には明確な偏りが見られたという。「石破やめるなデモ」は、参加者が数百人規模と報じられたにもかかわらず、多くの主要メディアで報じられた一方で、はるかに大規模であったとされる「石破やめろデモ」については、ほとんど報道されなかったと指摘されている。

この報道姿勢に対し、X上では「メディアが『石破やめるなデモ』を放送しましたが、こちらの『石破やめろデモ』も当然放送しますよね?」「報道しない報道機関があれば偏向報道するオールドメディアと判断できますよね?」といった批判が殺到。「公共とは思えない悪の偏向報道!」「マスゴミは洗脳装置だから…本当にやばい」など、メディアへの強い不信感を露わにする声が相次いだ。

また、「#石破やめろデモ」がXのトレンドに入らないことや、Yahoo!のSNS話題で「石破やめるなデモ」がランクインしながらも、その内容のほとんどが「やめろデモ」が報道されないことへの批判であったという指摘もあり、情報統制への懸念も浮上している。

多くのユーザーは、「石破やめるなデモ」を報じたメディアに対し、「石破やめろデモ」も公平に報じるべきだと強く求めており、もし報道がなければ「政府の飼い犬で国民に真実を伝えないメディアなど必要ない」「オールドメディアは日本国民の敵だ」と断じる声まで上がっている。

今回の一連のデモと、それに対するメディアの報道姿勢の乖離は、情報社会におけるメディアの信頼性、そして「民意」の捉え方について、改めて国民に問いを投げかける結果となった。

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