J2得点王・小松蓮がヴィッセル神戸へ完全移籍！3連覇を目指す王者へ、秋田サポーターは惜別とエール

J2得点王・小松蓮、J1王者ヴィッセル神戸へ

J2ブラウブリッツ秋田のFW小松蓮選手（26）が、J1ヴィッセル神戸へ完全移籍することが4日、正式に発表されました。今季J2リーグで得点ランキングトップタイとなる10ゴールを挙げ、その決定力で注目を集めていた小松選手のJ1王者への移籍は、サッカー界に大きな衝撃と期待をもたらしています。

小松選手の決意とヴィッセル神戸の補強戦略

ヴィッセル神戸の公式発表によると、小松選手は移籍にあたり「ゴールを量産し、リーグ3連覇や多くのタイトル獲得に貢献できるよう努力していきます」と力強いコメントを発表。さらに、自身の夢として「ワールドカップに出ること。ワールドカップでゴールすること。ヨーロッパでプレーすること。それは絶対に達成したいんです。そのためにはゴールです。フォワードだったら、もうこれだけかなと思います」と語っており、新天地での飛躍への強い意欲を示しています。

リーグ3連覇を狙うヴィッセル神戸にとって、小松選手の獲得は攻撃陣のさらなる強化を意味します。SNSでは「首位争いに追い風！」「3連覇に本気モード…SNS反響『布陣が整いましたね』」といった、神戸サポーターからの期待の声が多数上がっています。

ブラウブリッツ秋田、そしてサポーターの思い

一方、これまでチームの攻撃を牽引してきた小松選手の退団は、ブラウブリッツ秋田にとって大きな痛手となります。秋田のサポーターからは「ああ……小松蓮が敵になってしまった……つらっ」「ショックすぎる」といった寂しさや動揺の声が聞かれる一方で、「行くと思ってたし、やっぱりなという」「当然だよね。このタイミングで神戸からオファー来たら行っちゃうわ」と理解を示す意見も多く見られます。

「秋田に来てくれてありがとう小松蓮！神戸でもゴールして、その上スタメン掴んでくれたらめちゃ嬉しいぜ！」と、ステップアップを応援する温かいエールも多数寄せられています。また、「低迷してるチームの主力は抜かれるんだよな…」「今のクソザコで、今年もタイトル狙える位置にいるJ1からオファー来たらそりゃあ行く」と、秋田の現状を鑑みた複雑な心境を吐露するサポーターの声もありました。

小松選手の秋田での最終戦は、次節の水戸ホーリーホック戦となる見込みです。サポーターからは「次節しっかり決勝点決めてから移籍して欲しい」「最後はゴールで勝利に貢献して秋田に恩返ししないとね！」と、惜別のゴールを期待する声が上がっています。

J3からJ1へ駆け上がった苦労人

小松選手は、奈良クラブ（JFL）、レノファ山口FC（J2）を経て、ブラウブリッツ秋田へ加入。J3からJ2、そして今回J1へと着実にステップアップを遂げてきました。SNSでは「奈良クラブがJリーグに上がって最初に失点したときのスコアラー小松蓮」「2年ちょっと前はロートフィールドにいたのに、早くもJ1に登り詰めたか」「まさに夢のあるステップアップ！！」といった声が上がり、その苦労と努力が実を結んだことに感動するファンも少なくありません。

地方クラブで着実に貢献し、移籍金を残してステップアップしていく彼の姿は、「他サポながら見ていて美しいと思う」と評されています。小松蓮選手の新たな挑戦が、Jリーグ全体に活力を与えることになりそうです。